an-angel-3486-miyuのブログ

23歳の一人息子を自死で亡くし、独り遺された母が胸の内を綴ります。

そのまま

miyu

換気をするため、ショウくんの部屋に入って窓を開ける。


外出中、いつもそうしていたように、ドアは開け放ったままにしてある。


ニ架の本棚では足りなくて、床にも積み重なった書籍。


ベッド、洋服、趣味だった釣りの道具、沢山のものが静かにじっとしている。


キッチンに立てば寂しげな、ショウくんの食器やお箸。


ショウくんのものはみんな揃って、主の帰りを待っている。


あんまり待たせちゃかわいそうだよ。


もうそろそろ、帰ってきてあげたら?